教育ローンと奨学金

奨学金は卒業後に利息が発生して、在学中に返済をしなくていいことがメリットになります。教育ローンは借入したら利息も発生して、返済する必要があります。

 

奨学金は最初に支給されるのが入学した後になり、毎月一定の金額が支給されるため、まとまったお金の借入はできません。

 

大学の入学金や授業料は、入学前に支払を済ませておく必要があります。それらの費用を支払うために奨学金を利用することはできず、教育ローンを利用する必要があります。

 

奨学金の有利子タイプの金利は上限3%となっています。詳しくは日本学生支援機構のHPを確認して下さい。

奨学金はカードローンの審査に影響を与えるのか?

奨学金の返済ができないといったニュースを時々耳にすることがあります。奨学金もカードローンと同じく借金です。返済が遅れた場合は信用情報に登録されることがあります。

 

日本学生支援機構(JASSO)の場合は、1ヶ月であれば問題はありませんが、3ヶ月延滞すると信用情報へ登録されます。

 

平成20年9月に日本学生支援機構は、KSC(全国銀行信用情報センター)へ加盟しています。それ以降の長期延滞は、信用情報へ登録されKSCだけでなくCIC、JICCといった消費者金融等が加盟している信用情報機関と共有されています。

 

信用情報への登録には利用者の承諾が必要となるため、平成20年9月以降は「個人信用情報の取り扱いに関する同意書」の提出が義務付けられています。それ以前の利用者でも任意で同意書を提出している場合は、信用情報に登録されます。

 

教育ローンでも限度額内で借入ができる?

大手銀行の教育ローンはカードローンと比較すると、金利は低くなっていますが、限度額内で借入をすることができません。

 

その後、教育関係でお金が必要となれば、審査を受けなければいけません。

 

ただ銀行の中には、カードローンのように限度額内で追加借入できる教育ローンと、返済のみの教育ローンを2つ扱っている銀行があります。

愛知銀行の教育ローン

愛知銀行の教育ローン(極度型)

利用限度額 10万円以上500万円以内(1万円単位)
1,下宿代等の生活費の場合は、1回あたり10万円以内、月間10万円以内を融資限度
2.授業料や校納金等の場合は、原則として当行からの振込または振替扱い
融資期間 1年以上11年6か月以内(1か月単位)
据置期間は「予定在学期間+6か月以内」で最長6年6か月以内(1か月単位)ですが、据置期間の期限は卒業予定年次の3月31日まで
据置期間終了後、5年以内(1か月単位)での分割返済
融資利率 固定金利2.5%
返済方法 据置期間中の返済は利息のみ
据置期間終了後(卒業予定年次)の5月から元利均等毎月返済

 

愛知銀行の教育ローン(一括型)

融資金額 10万以上300万円以内
融資期間 6ヶ月以上7年以内(6ヶ月単位)
融資利率 固定金利2.5%
返済方法 1、元利均等毎月返済(融資金額の1/2以内でボーナス月返済可)
ボーナス返済は6ヶ月ごと

 

極度型は必要な時に必要な分だけを融資してくれます。そして返済も一定期間は利息のみの返済で良くなります。

 

一方一括型は契約できれば、一括で融資金額を借入することになります。契約後すぐに、利息以上の返済が始まります。